アスファルト防水

アスファルト防水は、アスファルトが染み込んだシートと専用の不織布を貼り重ねていく工法です。
下地から何層にも渡って防水層を形成できるため、もっとも優れた水密性を持つ工法とされています。

施工方法は、バーナーを用いて高温でシートを液状化させて防水層を形成するトーチ工法と、液状のアスファルトを用いて、常温で防水層を形成する常温工法の大きく分けて2つの工法があります。

トーチ工法のメリットとデメリット

メリット
■施工性が高く、比較的簡単に行える
■シート同士を接合させる際、隙間なく溶着させられるため施工不良が少ない

デメリット
■火器を使用するため、煙が発生する
■周辺への配慮が必要

常温工法のメリットとデメリット

メリット
■熱による溶融が不要なため、煙がなく周辺や環境に優しい
■臭いの発生が少ない

デメリット
■接着部分の施工には、見合った技術と細心の注意が必要

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