雨漏り対策の防水工事として、一番人気が高いのが、「ウレタンゴム防水工事」。
ウレタンゴム防水工事とは、液状になったウレタンゴムを床面に塗って施工する工法で、つるっとした美しい仕上がりになるのがその特徴。
シート防水などとは違って、形状が複雑な箇所でも施工できるため、凹凸のある屋上などでよく利用されています。

現在の防水層が別の素材でできていても、その上から施工できるため、施工性が高く、環境保全にも◎!
雨漏りの強力な味方として、確かな信頼を得ている工法です。

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■気になるウレタンゴム防水工事の施工手順をチェック!
【1】高圧洗浄
汚れた床面の上に施工しても、塗膜は上手く密着しません。
まずは汚れを洗浄し、密着性を高めるのが、雨漏りを防ぐための必須工程です。
高圧水を専用の機材で噴射し、こびりついたコケや泥を洗い流していきます。

【2】下地調整(ノロ引き)
古くなったコンクリートの表面は、デコボコしていたりひび割れもちらほら。
このような下地の劣化をそのままにしておくと、防水工事を行っても充分な効果は期待できません。
下地の歪みが原因で防水層に亀裂が入り、そこから雨漏りするというケースも。
そこで下地調整では、床面を水平にし、ウレタンゴムの密着性を高めるためにも、カチオン系のセメントを塗ってデコボコを補正していきます。
また場合によっては勾配がなくなるよう、フリク調整を行い、水溜まりができるのを防ぎます。
防水工事には欠かせない工程で、ここをどれだけ丁寧に行うかで、雨漏りへの強度も変わってきます。

【3】コーキング
コンクリート同士の隙間を埋める目地材も忘れずにチェックを。
目地が劣化して収縮していたり、ひび割れが入っている場合は、雨漏りの要因になりかねませんので、目地材の充填を行います。
これを行うことで、雨漏りが起きやすい部位の強度が高まります。

【4】プライマー
ウレタンゴムの密着性を高めるために、プライマーを下塗りします。
プライマーは床面と防水層の間で接着剤のような役目を果たしてくれます。

【5】通気マット
専用のボンドを塗布し、通気マットを貼り付けていきます。
しわにならないようにしっかりと密着させるのが、施工のポイント。
この通気マットには表面に小さな穴が開いており、下からの湿気を逃す役割を果たしています。
湿気がこもって防水層が劣化し、雨漏りが起こるのを防ぐための大切な対策です。

【6】脱気筒取り付け
湿気を逃がす脱気筒を取り付けます。
なるべく水上の方に取り付けするのがポイント。
50㎡~70㎡に1箇所ずつ取り付けするのが目安です。

【7】ウレタンゴム塗布
2回に分けてウレタンゴムを塗布します。
金ゴテや専用のローラーを用い、しっかりと防水層に厚みを取り付けるのが施工のポイント。
2回目はドレン周辺や立ちあがり周辺に脱気筒を塗膜をつけて塗布します。


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