「外壁塗装って、一体いつすればいいの?」
今回は外壁塗装の時期について、奈良市の皆様からの気になるご質問にお応えします!

屋上・屋根の次に雨漏りを起こしやすいのが、建物の外壁部分。
ひび割れから雨水が浸入し、天井や壁にシミをつくってしまうケースが、実は大変多いのです。

外壁塗装のサイクルは、10年が目安だといわれていますが、それはあくまで基準です。
海のそばだったり、排気ガスの多い地域だったりすれば、その分劣化が早くなることもありますし、もちろんどんなグレードの塗料を使用しているかで、耐久性は大きく変わってきますので、定期的なチェックが欠かせません。

また、もう一つ外壁塗装の塗り替えサイクルに影響してくるのが、外壁の種類。
外壁には様々な種類があり、それぞれ特徴も異なるため、外壁塗装が必要とされるサイクルも違うのです。

皆様のお宅の外壁は、一体どのタイプでしょうか?
ご自宅の外壁がどういう性質なのか、どんな症状が出れば塗り替えのタイミングなのかを知っておけば、計画的に外壁塗装工事を行うことが可能です。


pixta_26048928_m1
■ご自宅の外壁はどのタイプ?
◎窯業系サイディングボード
【特徴】:
石膏、セメントを混ぜ合わせて硬化した外壁材。新築の外壁に8割以上用いられている、近年最も人気の外壁材です。
表面上のデザインが豊富で、タイル目、レンガ調などがあります。 優れた断熱性を持ちますが、寒冷地では凍害が問題となるケースがあります。 最近の住宅で一番多く使われている外壁材です。

【外壁塗装の目安】:
7~8年

【よく起こるトラブル】:
・目地のコーキング割れ・ボードの反り ・チョーキング
・紫外線による褪色 ・爆裂(寒冷地)




◎モルタル壁
【特徴】:
15年~20年前に主流だったのが、モルタル壁。2000年以前に建てられたお宅では、このタイプが多いのではないでしょうか?
砂とセメントを水で希釈して混ぜ合わせ、コテで塗りつけた外壁で、防火性に優れており、強度も充分にあります。
ただし、防水性能が低くなると、ひび割れなどの劣化が大変生じやすくなっています。

【外壁塗装の目安】:
8~10年

【よく起こるトラブル】:
・モルタルの剥離 ・クラック(ひび割れ)
・紫外線による褪色 ・カビによる汚染




◎トタン壁
【特徴】:
25年~30年前に良く用いられていたのが、トタン壁。
金属素材のサイディングボードで、防水性は抜群!また耐久性にも優れています。

【外壁塗装の目安】:
10~15年

【よく起こるトラブル】:
・風による浮き・褪色




◎金属系サイディングボード
【特徴】:
スチールやアルミニウムなどの金属鋼板で、軽くて耐久性も高いのが特徴です。近年では耐震性を考えて金属系のサイディングボードに張り替えされる方も増えてきました。
既存の壁の上に貼り付けて施工することができ、断熱性が高く、さびにくいのも長所です。

【外壁塗装の目安】:
10~15年

【よく起こるトラブル】:
・スチール素材:サビ、褪色
・アルミ素材:傷がつきやすい




◎ALCボード
【特徴】:
ALCとはAutoclaved Lightweight aerated Concreteの意味で、コンクリートを軽量気泡化した外壁材を指します。
断熱性、耐火性、耐久性に優れており、ビルなどによく使われるのがこのタイプ。
ただし、外壁塗装が劣化してしまうと、防水性に乏しいため、内側からボロボロになってしまうというデメリットがあります。

【外壁塗装の目安】:
10~15年

【よく起こるトラブル】:
・クラック(ひび割れ)、爆裂(寒冷地)
・紫外線による褪色




◎コンクリート壁
【特徴】:
最も強度の強い外壁材で、塗り替えサイクルも長く、耐久性・防水性に優れています。
防水効果が劣化すると、コンクリートの内部に水がしみ込み、専門的な改修が必要になるケースがあるため、外壁塗装の時期を見逃さないことが大切です。

【外壁塗装の目安】:
15~20年

【よく起こるトラブル】:
・クラック(ひび割れ)、爆裂(寒冷地)
・内部鉄筋の亀裂、破損


防水工事、外壁塗装のことなら株式会社協和防水

【TEL】 0742-61-4193/090-9099-2061
【所在地】 奈良県奈良市神殿町164-16
【メール】 お問い合わせ≫
【対応エリア】 奈良市を中心とした関西エリア(奈良県全域・大阪全域・京都南部・三重県西部・兵庫県東部)

LINEで送る